[心に残る言葉]

いづみしゃん http://izumix.asablo.jp/blog/2005/07/22/35407#c35777 のお勧めで↓の本を読んでいます。うつになる前から、本をたくさん読む読書家に憧れながらも、なかなか本を読まずに年ばかりとってしまったたんぽぽでしたが、うつ病になってからは、もっと本を読むことが難しくなっていました。でも、いづみさんのお勧めもあって、この本を読み始めました。ちゃんと読もうとすると脳みそに負荷がかかりすぎるので、とりあえず流し読みをして、目に留まったところをじっくりと、、、 そして、人生の中で、何度も読み返したいと思っています。

生きがいについて (神谷美恵子コレクション)

生きがいについて (神谷美恵子コレクション)


今日は、この本の中で心に残った言葉を書かせてもらおうと思います。著作権は(c) 1980 Noburo Kamiya となっています。著作権の侵害にならないとよいのですが、その場合はすぐに削除しますので、どうかみなさんも本を買って読んでくださいね。


135ページより(私が持っているのは『1992年5月20日 第16刷発行』のものです)

「(前略)自分に課せられた苦悩を耐えしのぶことによって、そのなかから何ごとか自己の生にとってプラスになるものをつかみ得たならば、それはまったく独自な体験で、いわば自己の創造といえる。それは自己の心の世界をつくりかえ、価値体系を変革し、存在様式をまったく変えさせることさえある。ひとは自己の精神の最も大きなよりどころとなるものを、自らの苦悩の中から創り出しうるのである。知識や教養など、外から加えられたものとちがって、この内面からうまれたものこそいつまでもそのひとのものであって、何ものにも奪われることはない。」



私は「知識」や「教養」という外から加えられるものにばかり価値をおいていた気がします。だから、本をたくさん読む人、博学な人、研究者、技術者に憧れていました。でも、この文章を読んで、自分の内面からうまれたことが「いつまでもそのひとのもの」であることや「何ものにも奪われることはない」ということに気づかされました。

うん、なんか自分を卑下することが多かったけれど(とくにうつ病になってから)、うつ病になって、社会的な活動は制約されて、人間としては世の中のお荷物だったかもしれない、でも、その間「自分に課せられた苦悩を耐え忍んでいた」ことは確かだし、その中で、うまく言葉にはできないけれど、「自分の価値観を見直し、存在の意義を問いただしていた」んだなぁ、、と思いました。それって、すごく意味のあることだったんだ〜って。(^-^)


いま、うつでつらい方にとっては、そんなものいらないから、「とにかく、健康な心身を返してくれ!!」と思われるんじゃないかと思います。私はそうでした。でも、どうも人生に無駄なことはないようです。そのときに、どんなに嫌なことでも、つらいことでも、人生を放り投げでしまわなければ(自殺さえしなければ)、そこにはかすかな光がさしているようです。(うつでつらいときには真っ暗闇にしか思えなかったけどね、、、(^o^; )


いつも、自分の生活や思いつくことを書いてたのに、急に、本を引用したりしたから、ちょっと、「知恵熱」がでそうです、、、(-。-;) なんか、いろいろうまく書けなくてもどかしいのですが、


「とにかく、死ぬなー!!」

「生き延びてくれーー!!」


ということです。(まとめ方が、強引過ぎる?!)

ま、私もまだまだ修行中の身なので(死ぬまでそうだと思うけど)大目にみてくださいませ〜!!!

それでは〜〜ε=ε=┏( ・_・)┛(恥ずかしいから、書き逃げ、、、)